日本の古紙利用率は約63%で世界トップクラス
- ■ 1度使われた紙(資源)が有効利用でき、あらたに森を伐採しないことや、紙ごみを減らすことにつながるという点から、
古紙配合紙は“エコ”な紙の代表格ともいえます。 - ■ 環境省が定める『グリーン購入法』でも、古紙を使った商品が推奨されています。
- ■ 古紙って何? 紙や紙製品が一度使用された後に回収されたもののうち、製紙原料として利用することができるもの、
またはその可能性があるものを「古紙」と呼びます。 日本の古紙利用率は、毎年少しずつ増えています。 - ■コピー用紙などの情報用紙にする場合は古紙のインクは漂白処理がされますが、その一部が残るため、
出来上がる紙の白さ(=白色度)がやや落ちるのが特徴です。
また、紙の種類による古紙利用率は
例えば) コピー用紙などの情報用紙…約22% 段ボール……約95% (2012年実績)
(※古紙利用率=紙の原料に占める古紙の重量の割合)
参考資料:日本製紙連合会 古紙再生促進センター
認証紙の商品を使うことで、世界の森林保全につながる
- ■ 森林認証とは、独立した第三者期間が、森林管理を一定の基準に照らし、評価・認証していく制度です。
- ■ 現在、多くの森林認証がありますが、世界的に知られているのは「FSC®認証」と「PEFC認証」です。
どちらも、世界的な違法伐採による森林の劣化や現象を防ぎ、持続可能な森林管理を実現するために1990年代に欧米で設立されました。 - ■ アスクルでは、この2つの森林認証を受けたコピー用紙をご用意しています。
「FSC®認証」 |
特長:国際的に統一された基準で審査・認証しています。
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FSC®認証のコピー用紙
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ASKULマルチペーパー
マイナス6% -
ASKULフルカラーペーパー
など、他にもいろいろ
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ASKULマルチペーパー
スーパーセレクト スムース -
ASKULマルチペーパー
スーパーセレクト
ホワイトスムース
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ASKUL FSC認証
フレッシュホワイト -
ASKUL FSC認証
+古紙30%
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ASKULマルチペーパー
スーパーホワイトJ -
ASKULマルチペーパー
スーパーエコノミーJ
「PEFC認証」 |
特長:各国にある森林認証制度を、お互いに認め合うための枠組み。
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PEFC認証のコピー用紙
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ASKULマルチペーパー
スーパーホワイト+ -
ASKULマルチペーパー
スーパーエコノミー+
アスクル社のオリジナルコピー用紙がPEFC認証品の仲間入りをしたことは大きな喜びです。この機会に、日本の皆さんがPEFC森林認証の重要性について理解を深めてくださったら幸いです。PEFCは世界最大の森林認証システムであり、その森林認証面積は2億6,800万ヘクタールに及びます。信頼できる認証システムとして国際的に高く認められており、現在40ヶ国で運用されています。とりわけ、中国、インドネシア、マレーシア、オーストラリアなど、アジア/オセアニア地域で存在感を増しつつあり、さらなる拡大が期待されています。
アスクル社の市場での圧倒的な地位を考えると、アスクル社との協力は日本におけるPEFCの最大の販促活動となることでしょう。今後のさらなる発展を目指し、お互いに力を合わせていきましょう。
PEFC評議会 事務局長 ベン・ガニバーグ